「もったいない」って素晴らしい
”もったいない”
最近よくこの言葉を 耳にしませんか?
この「もったいない」という言葉は アフリカ人女性として 初めてノーベル平和賞を受賞した 前ケニア環境副大臣のワンガリ・マータイさんがこの言葉をもっと世界に広めようという キャンペーンを進めているのです。
マータイさんが この言葉と出会ったのは2005年に来日した際で「もったいない」という素晴らしい日本語に 深く感銘を受けたそうです。
そもそも「もったいない」とはもの「物体=勿体(もったい)」と 打ち消す意味の「ない(無い)」が合わさった言葉で、物の価値が生かされずに 無駄になるのが惜しいという想いが込められています。
「もったいない」という素晴らしい言葉が日本には古くからあるのにいつのまにか私たち日本人は その言葉を忘れかけてしまっている気がします。
それこそがまさに「もったいない」とも言えるのかもしれません。
家の押入れなどにある、もう使わなくなった物 まだ使えるかもしれない物、捨ててしまえばただのゴミになってしまう物を フリーマーケットに出す。
そして 誰かに譲り、その人が また再利用する。
そうすることで この素晴らしい日本語「もったいない」精神を十分に生かすことが できるのではないでしょうか。